②旅の⼒とは? ―旅から考える懐かしくて新しいこれからの学び―

「旅の⼒」とはどのようなものか?

そもそも、旅とはどのようなものでしょうか?旅の喜びや驚きの中には、⾃分の知らない物事への出会いがありますよね。それは、まさに現代を⽣きる⼦どもたちが味わうべき体験ですし、そのような経験を提供できることが、「旅の⼒」だと考えます。

では、現代とはどのような時代だと考えられているでしょう。予測困難で、不確定で、何が起こるかわからない社会。そして、そのような傾向は、今後も加速するであろうと⾔われています。⾝近なところでは、携帯電話の⾰新を想像するとこれらの指摘は想像が難しくありません。10年前、20年前には、誰も今のような社会を予想することはできませんでした。

変化し続ける社会において、⼦どもたちに求められるスキルや態度はどのようなものでしょうか。わたしたちが⼦どものころとは、変わらない部分ももちろんありますが、社会の変化に応じて変わっていくものがあるはずです。旅はその両⾯を育む機会になると考えています。

どのような時代においても重要なこと。それは、⼦ども時代にたくさん体験をすること。知ることも⼤切ですが、感じること。本物と出会って、五感をフル回転して⼼と体を動かしていくことだと思います。そのような体験を通じて、激しい変化に対応していくための基礎となる態度が育まれていきます。そして、激しい変化に対応できる⼒を⾝につけるというのは、これからの時代において、特に必要なものなのではないでしょうか。

本物に出会いに旅に出かける。わからなさを楽しむ。旅では、はじめてのことや挑戦する機会がつきものです。そんな体験は、⼦どもたちにとっては、次の挑戦を⽣むための成功体験を得られたり、新しい⾃分の可能性と出会う機会にもなったりするでしょう。また、本物との出会いは、その本物らしさが、何かに憧れたり、挑戦したり、試⾏錯誤する⼦どもたちのスイッチを⼊れてくれることが多いと思います。家にいるだけだと出会いづらい本物との出会い。それは、まさに旅の醍醐味であり、⼒だと感じています。

これからの学びのあり⽅・旅のあり⽅

昨今、アクティブラーニングと呼ばれるように、「対話的・主体的・深い学び」が教育の現場では⽬指されているそうです。旅においては、まさにそのような探求的な体験が溢れています。⼀⽅で、学びのあり⽅が問われているように、旅のあり⽅も問われている時代であると感じています。私の旅にまつわる仕事も、以前は宿泊や観光、食事、交通手段を組み合わせてご提案する旅行手配がメインでした。今は、よりお客様の目的にあわせた企画提案型、課題解決型の旅だったり、これから旅の目的になりうる旅の原石発掘や観光まちづくりなどの旅を下支えしたりしていくサービスが増えています。「旅いく」は、そんな時代において、旅と学びをふりかえりながら、捉え直していくようなプロジェクトであると考えています。

―⽬次―

「旅いく」ってなあに? ―はじめに― ① 旅いくのなりたちとは? ―旅のプロから最⾼のギフトを送りたい― ② 旅の⼒とは? ―旅から考える懐かしくて新しいこれからの学び― ③ 旅いくの4つの「いく」 ―旅の⼒を発揮させるためのコンセプト― ④ 旅の⼒をいつもの暮らしに ―新しいライフスタイルとしての旅いく― ⑤ 旅いくのプログラムができるまで ―旅いく体験づくりの裏側― ⑥ ようこそ旅いくへ ―旅いくサイトのご案内―

<PR>

<PR>