年齢

子どもの成長と共に育むべき「生きる力」は変化します。「生きる力」は『個人の力』と『チームの力』の総合力。子ども自身が持つ能力を引き延ばすだけでなく、社会で生きるために必要なコミュニケーションができるようになることも大切です。
年齢に応じた体験は、子ども達の「生きる力」を「社会に生きる力」へに育てるきっかけになります。
旅いくでは、年齢ごとの体験のポイントをまとめました。ぜひお子様の成長にあわせ、様々な体験に挑戦してみてくださいね。

3歳
3歳
好奇心が芽生える3歳児。感じる力を育てる体験がおすすめです。見る、聞くだけでなく、触る、味わう、においをかぐなどの五感そのものを使った体験や自然の中での原体験の機会を増やすことで子ども達の生きる力の基本となる感性を育てましょう。例えば公園に咲く花。花を見つけたら見て観察することはもちろんですが、触ったり、においを一緒に嗅いで五感で楽しんでみてください。
4歳
4歳
行動範囲や語彙が増える4歳児。お友達をはじめとした自分以外の人たちの気持ちを少しずつ考えられるようになります。また、「ごっこ遊び」を楽しむ時期で、想像性や物語性などの表現力が芽を出します。 4歳児は五感そのものを使った体験を増やし、生きる力の基本となる感性に磨きをかけることがとても大切です。外遊びでもぜひ子どもと一緒に思いっきりごっこ遊びを楽しんだり、子どもが作ったお話に耳を傾け頷いて、一緒にお話を作ってみたり、子どもと一緒に様々な遊びを作ってみましょう。また、4歳からは表現力を刺激するものづくり体験もおすすめです。 味覚の形成は5歳まで、と言われます。本物の味を知る味覚体験や料理に興味のある子ども達には料理体験も簡単にできる五感体験としておすすめです。
5歳
5歳
「知的好奇心」が芽生える5歳児。「なんで?」「どうして?」こんな質問も増える年齢です。知的好奇心が芽生え始めたら、知的好奇心を刺激する五感体験の機会を増やしてあげましょう。子ども達が好きなこと、興味のあることはどんどん体験させてみましょう。「好き!」「できた!」が増えると、「もっとやってみたい!」「もっと知りたい!」と、やる気スイッチが入ります。子ども達の可能性を広げるチャンスです。子ども達からの素朴な質問に、即答できないこともあるかもしれません。そんな時は子どもと一緒に調べてみましょう。また、子ども達の質問にすぐ答えを出すのではなく、「どうしてだと思う?」と子ども達に考えさせるような対話も子ども達の知的好奇心を刺激します。
6歳
6歳
幼稚園、保育園などの集団生活の積み重ねで、相手にあわせた言い回しや相手を思いやって行動することが上手になる6歳児。知的好奇心もグングン伸びます。子ども達の可能性を広げるチャンスです。いろいろな体験を一緒に楽しみましょう。特におすすめしたいのは、自然体験です。未就学時のうちに是非、自然の中での原体験の体験機会を増やしてあげましょう。大人になってから自然や環境を大切に思う気持ちを持てるようになるには自然を好きになることが大切です。得手不得手の気持ちより好奇心が勝るうちに、自然に親しむ体験を親子で楽しんでください。
7歳
7歳
知識や活字情報が一気に増える7歳児。自分がわからないことは少しずつ質問ができるようになります。小学生からは子ども達主体の体験をさせてあげましょう。ついつい手を出したくなる気持ちをぐっとおさえて、子ども達ができるところまでは自分の力で挑戦させてみましょう。子ども達には工夫する力、発見する力が備わっています。成功体験、失敗体験の両方が必要です。そして、全部できなくても、自分の力で途中まででも頑張ってできたことを是非褒めてあげてください。小学生になったら、「子ども主体」がキーワードです。
8歳
8歳
活字情報や知識をどんどん吸収する8歳児。この頃までに、生きる力のタネから、感じる力、あいさつする力、相手のことを思う力、チャレンジする力、工夫・発見する力の芽がグングン育ち、コミュニケーション能力の基本を作ります。五感体験の機会を多く作ることで、知識が理解にかわります。体験を通して学んだことによっては、子ども達が理解するには難しいこともあるかもしれません。そんなときは一緒に体験するご家族の皆さんも学び、ご自宅に帰ってから、是非子ども達に説明してあげください。子ども達にとっては体験を振り返る機会となり、忘れられない記憶として刻まれます。
9歳
9歳
調べたり、考えたりする力が芽生え始める9歳児。協調性が発展して、助け合う力も芽生えはじめます。知識や活字情報を体験的理解にかえるような体験機会を増やしていきましょう。例えば工場見学。事前にインターネットなどで少し下調べをして、調べてみたいことを明確にしてから、工場見学で確かめて、わかったこと、思ったことは何か?子ども達に問いかけてみてください。調べる→確かめ理解する→体験を通して自分の考えをまとめて言葉にするという一連の体験は学習効果を高めます。また、わからないことは是非積極的に質問してみることも大切です。そして、質問したことを褒めてあげましょう。子ども達の知的好奇心は刺激されます。
10歳
10歳
調べて考えたことを表現する力、助け合う力がさらにのびる10歳児。一緒に体験する仲間に自分より小さな子ども達がいた場合、是非積極的に小さな子ども達を助けてあげよう、とアドバイスしてあげてください。傾聴力、思いやる気持ちが自然に身に付きます。また、手軽な体験もちょっとした工夫で、体験の教育効果を高めることができます。体験を体験でおわらせないためには、体験したことをまとめたり、振り返る行為が大切です。わかったこと、思ったことを子ども達と一緒に話すような時間を作ってみるだけでも体験の教育効果が高まります。体験したことをハガキや手紙に書くことも、子ども達にとっては体験を振り返り、わかったことや思ったことを自然に考える機会につながります。
11歳
11歳
論理的に考える力が芽生えはじめる11歳。ものごとを筋道たてて考えることができるようになり、困難なことが起きても投げ出さず最後までやってみようと解決する力も芽生え始めます。 今までより一緒に同じ感覚で楽しめる体験が一気に増える時期です。日本の魅力を知る、歴史を知る、文化や伝統工芸を知る、大自然の素晴らしさを知る、社会のしくみを知ることができるような体験を増やしましょう。子ども達もご家族の皆さんもそれぞれが主体で体験を思い切り楽しみましょう。そして、体験を通して感じたこと、思ったことを是非たくさん話してください。大人びた発言に驚き、ずいぶん成長した子ども達の姿をちょっぴりさみしいと感じながらも誇らしく思えるはずです。
12歳
12歳
子どもから大人へ、論理的に考える力、解決する力、相談する力、助け合う力すべてが大人とほぼ同じ状態まで成長する12歳。吸収する知識の範囲も拡大し、理解の範囲も国内から世界へ広がっていきます。 夢や興味・関心の幅を増やせるような本物体験を増やしてあげましょう。日本の魅力を知る、歴史を知る、文化や伝統工芸を知る、大自然の素晴らしさを知る、社会のしくみを知ることができるような体験を12歳までにぜひ多く!12歳までに蓄積された体験の記憶が子ども達の社会に生きる力を育て、家族の絆を深めます。