東北ゆかりの窯元で世界に一つだけの器をつくったよ!

 AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社)は、2012年から東日本大震災により被災された東北地方の復興を願い、「AGF〈ブレンディ〉東北 器の絆プロジェクト」に取り組んでいます。
1杯のコーヒーとそれをたのしむ“器”を通じ、おいしさとくつろぎをお届けしたいという想いから、東北地方で特に被害の大きかった4つの窯元の修復を支援してきました。
今年は、全国の親子を対象に、東北の器の素晴らしさと東北の地域文化に触れ、親子の絆をさらに深める1泊2日のツアーを実施。そのツアーのひとつに同行しました。

※ツアーの旅行代金はユニセフ協会へ全額寄付されています。

仙台で350年続く、由緒ある窯元へ350年の歴史の重みを感じるね器づくりで東北を応援!

8月29日、30日の東北陶芸教室ツアーで訪れた窯元は、宮城県 堤焼 乾馬窯です。乾馬窯は江戸時代にはじまりおよそ350年の歴史をもち、当初は伊達藩主の器などをつくる御用窯でしたが、後に鉢やお皿をはじめ生活で使われる器をつくるようになったそうです。黒と白の釉薬を流しかけた作風は、東北を代表する窯元として高く評価されています。
2011年3月11日に起きた東日本大震災で、窯のレンガが破損したり、土台が傾いたりして 一部の窯が使えなくなりましたが、このプロジェクトの協力もあって現在ではガス窯が使えるようになっていることを10世代目になる針生久馬さんが説明してくれました。

親子で仲良く世界で一つの器をつくろうおかあさんと一緒にがんばってつくろう!きちんと説明を聞かなきゃ!

いざ陶芸にチャレンジする前に、久馬さんがお手本を実演してくれました。今回用意してもらった粘土は一人500グラム。これで器をつくります。つくり方は「ひもづくり」というもので、粘土をひも状にして重ねていきます。
まず500グラムの粘土を4等分にします。ひとつをとってダンゴ状にしてロクロの中心で、丸く平らにつぶします。これで土台ができあがります。残りの3つをひも状にして、円形の土台に沿ってリングのようにおいたら、内側と外側からこすって、つなぎ合わせます。その後、指を使い、全体の形を仕上げていきます。
約1時間にわたり参加親子は器づくりに夢中になりました。お互いにアドバイスを送ったり、うまくいかなくて笑ってしまったり、仕上げに苦労したり、思い通りにできて大満足だったり、久馬さんはじめ窯元のスタッフの皆さんのサポートもあり、陶芸の魅力を堪能しました。

器づくりに祈りの気持ちをこめて出来上がりはどうだろ…ドキドキ気持込め中!

器を作り終えた親子に話しをうかがいました。岐阜県の各務ヶ原市からお母さんと参加してくれた4年生の三輪未来梨さんは「震災で大変な被害にあった方に、声をかけたいと思って今回のツアーに参加しました。絆がテーマのツアーなので、被災された方々を思い、心をつなぐため器づくりをしました。東北を応援するために、日本中がつながっていきますように、と願いました」と話してくれました。
今年の「AGF〈ブレンディ〉東北 器の絆プロジェクト」ツアーでは、今回訪れた堤焼 乾馬窯以外に、宮城県の末家焼 ひろ窯、福島県の会津本郷焼 宗像窯、青森県南部名久井焼を訪問しました。それぞれのツアーの参加者が東北の伝統陶芸文化に触れ、“器”づくりの体験を通じて親子の絆を深めていただきました。約2ヶ月後に届く自分で作った器で〈ブレンディ〉のコーヒーを飲んでみてください。きっと特別な味がすることでしょう。

およそ2ヶ月後に、世界で一つの器が届きます

 陶芸は、大きく「土をつくる」「形をつくる」「乾燥させる」「素焼」「釉薬をかける」「本焼」という工程があります。今回体験したのは「形をつくる」です。みんながつくったのは粘土を固めただけの状態なので、しばらくおいて乾燥させた後、約700度で「素焼」し1ヶ月ほどおきます。そして釉薬をかけて色づけを行います。最後に1250度前後まで温度を上げた窯で「本焼」します。そうしてできあがった器が、2ヶ月後に乾馬窯から、参加者のみんなの手元に届きます。

東北の魅力を体験したツアーでした!

今回のツアーでは、陶芸教室のほか、戦国時代の武将として名高い伊達政宗が築城した仙台城を訪ねました。巨大な石垣や伊達政宗騎馬像などに歓声が上がり歴史に思いをはせました。また復興の象徴として計画・建設を進め、今年7月にオープンした「仙台うみの杜水族館」も見学。三陸の海を再現した展示から、生命の美しさや強さ、そして愛おしさを感じることができました。さらにツアーの締めくくりには、仙台名物の牛タンを味わい、100点満点の旅となりました。

みんな陶芸教室ツアーを満喫!

参加してくれた小学生に感想を聞きました。

よくできたでしょ!

「東北のことを知り、復興も応援できるのでツアーに参加しました。器はお父さんのためにつくりました。お父さんの気持ちになって心を込めました。力を入れ過ぎないで仕上げるところがむずかしかったけど、素晴らしい体験をすることができました」
東京都品川区 新 海菜さん 小3

「東北応援のツアーなのでぜひ参加したいと思いました。陶芸教室では、おばあちゃんのために器をつくりました。うまくつくれたので、きっと喜んでもらえると思います。初めての陶芸でしたが、カタチをつくるのがとても楽しかった」
秋田県秋田市 小林 諒くん 小6

「自分用の器をつくりました。陶芸は自分でつくったものを、自分で使う楽しみがあると思います。東北地方には初めて来ましたが、どのように復興してきたか聞くこともできとても有意義でした」
愛知県瀬戸市 桜井 健太郎くん 小5

AGF Blendy 東北 器の絆プロジェクト

AGF〈ブレンディ〉は、1杯のコーヒーと
それをたのしむ“器”を通じて、おいしさとくつろぎを
お届けしたいという想いから、
売上の一部を活動資金に割り当て、
“AGF Blendy 東北 器の絆プロジェクト”を
推進しています。

みんなで応援!
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