川崎火力発電所で、子どもたちが1日所員に~電気を身近に学ぶホンモノ体験

 

今年2018年の春休み、新小学6年生から新中学1年生まで、15人の子どもたちが東京電力川崎火力発電所で1日所員を体験しました。次の世代を担う子どもたちに、エネルギーをもっと身近なものとして学んでもらおうと、JTB「旅いく」が東京電力ホールディングスの協力を得て実現したものです。

東京ドームの約7倍の広さがあり、最新鋭の発電設備を持つこの火力発電所は、子どもたちがエネルギーと環境の大切さを学ぶには申し分のない施設といえます。はじめは緊張気味だったものの、“先輩所員”に案内されるうちに子どもたちの好奇心もフル稼働。非日常的な体験から何を感じ、どんなエネルギーをもらったのかをリポートします。

 

最新鋭の発電設備で環境にやさしく

東京湾に沿って、東京電力の火力発電所が輪のように連なっています。その中でも川崎火力発電所は最大出力342万キロワットを誇り、首都圏の約98万世帯へ電気を供給。最大設計熱効率は世界最高水準の約61%。最新鋭のMACCⅡ(More Advanced Combined CycleⅡ)発電設備で、効率よく環境にやさしい発電を行っているのが特徴です。

1日所員体験に参加の子どもたちは、JR川崎駅からバスで発電所にむかいました。工業地域に入ると、車窓から見える風景に目をうばわれます。

 

 

 

 

 

 

発電所の広さ、大きな建物、ジェットコースターのようにくねった配管……。まるでSFの世界に迷い込んだかのようです。

川崎火力発電所で待っていた”先輩所員”

東京電力川崎火力発電所で実際に働く所員が、あたたかくお出迎え。

 

 

 

 

 

子どもたちにたくさんの気づきを持ってかえってもらいたい。そんな思いで、東京電力ホールディングス、東京電力グループの東京電力フュエル&パワー株式会社川崎火力発電所、JTB旅いくがチームとして打合せを重ねながら、子どもたちとご家族がいらっしゃる日を、全員で楽しみにしていました!

「今日使った電気は?」身近にあふれる電気!

発電所に到着後、子どもたちは班ごとに分かれます。そこで同行の保護者も加わっていただき、まずは自己紹介。

 

 

 

 

 

名前とともに、「今日起きてからここに来るまでに使った電気」も発表しました。電車や携帯、テレビ、ドライヤーやパソコン、、、私たちの生活が電気で支えられていることがわかります。

お仕事開始!発電の仕組みは?

所員と同じ青のユニフォームに着替えたところで、所長が登場して激励のご挨拶。「ホンモノの所長ですか?」という保護者の声もありましたが、もちろんホンモノです。

 

 

 

 

 

子どもたちはお仕事の一環として、電気について、そしてこの川崎火力発電所について説明を受けました。小さな発電機で発電をしたり、発電の燃料であるLNGの特性を知るための実験でも、子ども達は興味津々!楽しい時間ながら、ノートにメモをとる子どもたちの目は真剣そのものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いざ施設をパトロール!

ここからいよいよ仕事の現場へ。白いヘルメットをかぶり、発電所の施設へと移動します。

この日、子どもたちにはミッションが課せられました。「煙突の高さとその理由は?」「MACCをさわるとどんな熱さ?」「所員のヘルメットに書かれているのは名前と何?」などなど。子どもたちはミッションシート(記入表)を手に、実際にパトロール(巡視点検)で使用されている聴診棒で配管の音をチェックしたり、温度計、圧力計の数値を書き込んだりと、お仕事はもりだくさん。

発電所内はゴーッという轟音がするところが多く、イヤホンをつけて先輩所員の話に耳を傾けました。

 

 

 

 

 

見て、さわって、においをかいで、耳で聴いて。五感を使たパトロールです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホールに戻った後の「答え合わせ」では、子どもたちは大声で自分がメモした「答え」を発言していました。

 先輩所員にインタビュー

川崎火力発電所ではたくさんの所員が、さまざまな仕事に携わっています。先輩所員へのインタビューの時間では、子どもたちの班それぞれに所員1名が加わり、「どんな仕事をしているのか?」「何が大切で、何が大変?」「仕事で嬉しかったことは?」などの質問を受けました。

記者会見のように真剣な場面もあれば、ある班ではプライベートな質問に及んで、所員がたじたじになる姿もありました。子どもたちと先輩所員との交流が深まったことはたしかなようです。

このあと、子どもたちは班ごとに新聞づくりに取り組みます。いったいどんな“業務報告書”ができあがるのか、先輩社員たちも興味津々といった表情で見守ります。

 

 

 

 

 

 

ミッションの結末は?

1日の仕事体験を無事に終えると、最後のミッションは「所員レポート新聞」づくりです。班ごとに班長を決め、みんなの役割や工程を話し合い、それぞれの受け持ち作業に着手します。

 

 

 

 

 

 

限られた時間の中で進めていくには、みんなが協力し合い、助け合いながら作業に集中しなければなりません。そして大切なことは、最後まであきらめずにやり遂げること。

 

 

 

 

 

 

できあがった新聞には、「火力発電所はどんどん進化している」「環境にやさしくしている」「点検の仕事で大切なのはケガをしないこと」などの感想がびっしり。絵を書いたり、聞いた事以上の情報を入れたりと、それぞれ工夫をしながらびっしりと埋めていました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

今後にむけて

プログラム終了後、バスでの発電所出発前に、全員で集合写真をぱちり。皆さま、とても素敵な笑顔をありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

数日後、参加した子どもたちの一人から、「旅いく」事務局に1通のメールが届きました。それは発電所のしくみについての質問で、もっと知りたいという熱心な姿勢が感じられました。

今回同行された保護者の皆様へのアンケートでは、このエネルギーと環境に関するホンモノ体験のプログラムで、どのような「力」が育まれたと感じたかということを、お聞きしました。結果は「感じる力」が最も多く、次に「調べる力」「工夫、発見する力」でした。

ご意見、ご要望を受け止め、JTB「旅いく」と東京電力ホールディングスは、これからも「子どもたちの心に残るホンモノ体験」の提供をつづけてまいります。

 

東京電力川崎火力発電所の概要

立地・広さ: 東京湾の西部、川崎市川崎区にあり、敷地面積は約28万平方メートル。

発電設備の特徴: 世界最大級、最新鋭のMACC発電システムを採用。MACC(More Advanced Combined Cycle)は、高温燃焼ガス(LNG)によるガスタービン発電と、蒸気による蒸気タービン発電のダブル発電システム。

環境への取り組み: 川崎火力発電所では、CO2排出量が比較的少ないLNGを燃料に使用しています。

日常の点検作業: 安定した電気を安全に供給するために、発電所内では多くの所員がさまざまな業務に携わっています。例えば稼働中の発電設備では、温度や圧力などの値の傾向を監視し、通常の運転値と比較することによって不具合の早期発見に努めています。この「予兆管理」には日常のパトロール(巡視点検)をはじめ、多くの点検、確認、補修作業が行われています。

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